青空文庫

「愛の詩集」の感想

愛の詩集

あいのししゅう

03 愛の詩集

03 あいのししゅう

室生犀星89

書き出し

みまかりたまひし父上におくるいまは天にいまさむうつくしき微笑いまわれに映りて、我が眉みそらに昂る……。私の室に一冊のよごれたバイブルがある。椅子につかふ厚織更紗で表紙をつけて背に羊の皮をはつて NEW TESTAMENT. とかいて私はそれを永い間持つてゐる。十余年間も有つてゐる。それは私の室の美しい夥しい本の中でも一番古くよごれてゐる。私は暗黒時代にはこのバイブル一冊しか机の上にもつてゐなかつた

2021/01/02

19双之川喜41さんの感想

 萩原朔太郎の 散文が出てくるけど なかなか終らない 終わりの言葉のようでもあり 興趣をそぐ。 当時の 詩人たちが 持たれあって 生きていたように 感じてしまった。

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