青空文庫

「『東洋自由新聞』第一号社説」の感想

『東洋自由新聞』第一号社説

『とうようじゆうしんぶん』だいいちごうしゃせつ

初出:「東洋自由新聞」1881(明治14)年3月18日

書き出し

吾儕のこの新聞紙を発兌するや、まさに以て海内三千五百万の兄弟とともに共に向上の真理を講求して、以て国家に報効するあらんと欲せんとするなり。乃ち尋常紙上に記載する事件の首において次を逐ふて我儕の所見を叙述し、以てあまねく可否を江湖の君子に問んとし、ここにその目を掲するに左の数項の外に出でず。曰く自由の説、曰く君民共治の説、曰く地方分権の説、曰く外交平和の説、曰く教育、曰く経済、曰く法律、曰く貿易、曰

2018/12/11

いちにいさんの感想

「自由」という言葉は現代を生きる者にとっては少々厄介な物になってきた。集会や結社の自由は行きすぎると暴徒化しクーデターや内紛にまで発展しかねない。フランスの例のように、有形力を行使するだけでなく、SNSでも政府を転覆させるような無形力なデモも可能な時代なのだ。情報伝達速度が光の世界になっている。 「自由」がとてもとても「不自由」な生活を強いる時代なのだ。

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