たんけんじっき ちちゅうのひみつ
05 深大寺の打石斧
05 じんだいじのだせきふ
書き出し
——一ヶ所で打石斧二百七十六——肩骨がメリ/\——這んな物を如何する——非常線——荏原郡縱斷——余の陳列所の雨垂れ落に積重ねてある打製石斧は、數へては見ぬが、先づ謙遜して六七千箇は有ると云はう。精密に計算したら、或は一萬に近いかも知れぬ。これは地の理を得て居るから、斯う打石斧を多く集められたのである。玉川沿岸には打石斧が多い。其處の何處へ行くのにも余の宅は近く且つ都合が好い。それに余は蠻勇を以て任…