青空文庫

「探検実記 地中の秘密」の感想

探検実記 地中の秘密

たんけんじっき ちちゅうのひみつ

02 権現台の懐古

02 ごんげんだいのかいこ

江見水蔭24

書き出し

——初めての發掘——權現臺の歴史——貝層より石棒——把手にあらで土偶——元日の初掘り——朱の模樣ある土器——奇談——珍品——地主と駄菓子——鷄屋の跡——太古遺跡の發掘に、初めて余が手を下したのは、武藏の權現臺である。それは余の品川の宅から極めて近い、荏原郡大井の小字の事。東海道線と山の手線と合して居る鐵道線路の右手の臺地がそれで、大井の踏切から行けば、鐵道官舍の裏から畑中に入るのである。余は併し大

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