青空文庫

「蜜のあわれ」の感想

蜜のあわれ

みつのあわれ

初出:「新潮」1959(昭和34)年1月~4月

室生犀星196

書き出し

一、あたいは殺されない「おじさま、お早うございます。」「あ、お早う、好いご機嫌らしいね。」「こんなよいお天気なのに、誰だって機嫌好くしていなきゃ悪いわ、おじさまも、さばさばしたお顔でいらっしゃる。」「こんなに朝早くやって来て、またおねだりかね。どうも、あやしいな。」「ううん、いや、ちがう。」「じゃ何だ。言ってご覧。」「あのね、このあいだね。あの、」「うん。」「このあいだね、小説の雑誌巻頭にあたいの

2020/11/02

19双之川喜41さんの感想

 地の文は 終わりころに出てくるだけで ほとんど全編が 会話体から成り立っているので 浮揚感 と言うか  何とも 不思議な感覚にとらわれる。 犀星は  「赤い風船」という映画から 触発されて 創作したと あとがきのようなもので 書いている。 だから ふわふわ感が あるのかなと感じた。

2018/12/06

b25b0bd2dcfbさんの感想

会話文のみで進行 老作家と人に化ける無邪気な金魚 他の金魚と子どもをつくりおじさまの子にする、と言うものの物語でそれが描かれることは無い 後書きにて作者が実際に飼っていた金魚の死を知らされるのが少し物悲しい ところで読了記録を残したいだけなのだがこの感想って非公開設定に出来ないのかとかいくつ書いてもログは残るのかとかが分からん

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