びんのなかのせかい
初出:「赤い鳥」1927(昭和2)年1月号
書き出し
正坊のおじいさんは、有名な船乗りでした。年をとって、もはや、航海をすることができなくなってからは、家にいて、ぼんやりと若い時分のことなどをおもい出して、暮らしていられました。おじいさんは、しまいには、もうろくをされたようです。すくなくも、みんなには、そう思われたのでした。なぜなら、海の中から拾ってきたような、朽ちかかった一枚の黒い板をたいせつにして、いつまでもそれを大事にして持っていられたからです…
ネモフィラさんの感想
おじいさんを信じた孫がかわいい。そしてロマンティックな話。
1d4ef276f550さんの感想
良かった