青空文庫

「砂漠の町とサフラン酒」の感想

砂漠の町とサフラン酒

さばくのまちとサフランしゅ

初出:「童話」1925(大正14)年6月

小川未明15

書き出し

むかし、美しい女が、さらわれて、遠い砂漠のあちらの町へ、つれられていきました。疲れているような、また、眠いように見える砂漠は、かぎりなく、うねうねと灰色の波を描いて、はてしもなくつづいていました。幾日となく、旅をすると、はじめて、青い山影を望むことができたのであります。そのふもとに、小さな町がありました。女は、そこへ売られたのです。女自身をのぞいて、だれも、彼女のふるさとを知るものはありません。ま

2023/12/09

4c321aabbe37さんの感想

綺麗でほんのり怖いおとぎ話。好き。

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