ふしぎなさかな
初出:「キング」1926(大正15)年11月号
書き出し
漁師の子息の李一は、ある秋の日の暮れに町のある都へ書物を買いに出掛けました。李一は作文と数学の本を包んで本屋を出たのは、日の暮れでもまだ明るい内だったのです。その時、反対の町から魚やの盤台のような板の上に、四角なガラス瓶を置いて、しきりに何か唄いながら行く男を見たのです。その男のあとを町の子供らがぞろぞろ尾いて歩いていました。「一たい、ガラスの箱の中に何が這入っているのだろう。」李一は人込みの中か…
8eb05d040692さんの感想
童話に近いかなと思いました