青空文庫

「抜髪」の感想

抜髪

ぬけがみ

初出:「読売新聞」1909(明治42)年6月6日号

書き出し

ブリキ屋根の上に、糠のような雨が降っている。五月の緑は暗く丘に浮き出て、西と東の空を、くっきりと遮った。ブリキ屋根は黒く塗ってある。家の壁板も黒い。まだ新しいけれど粗末な家であった。家の傍には、幹ばかりの青桐が二本立ている。若葉が、びらびらと湿っぽい風に揺れている。井戸がその下にあって、汲手もなく淋しい。やはり雨が降っている。この家には若い女が一人で住んでいるのだ。私は、この若い女を見たことがない

2022/11/13

鍋焼きうどんさんの感想

童話を続けて読んでいたら急にホラーだから唖然とした。小川未明のイメージか崩壊した。

2020/12/15

19双之川喜41さんの感想

 どんな女か 妄想だけで 実際には 見たことがない。 やがて 女はいなくなる。 空き家には 「抜髪が一握程落ちていた。」とある。 ほぼ 地の文だけで 不思議な詩情に溢れた佳作であると感じた。

2015/12/10

0f21da360decさんの感想

ぐいぐいきた

2015/11/18

b86b7f708c75さんの感想

男にとって女はいつまでたっても理解し難い存在だなとこれを読んで改めて思った。

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