青空文庫

「老婆」の感想

老婆

ろうば

初出:「新天地」1908(明治41)年11月号

小川未明16

書き出し

老婆は眠っているようだ。茫然とした顔付をして人が好そうに見る。一日中古ぼけた長火鉢の傍に坐って身動きもしない。古い煤けた家で夜になると鼠が天井張を駆け廻る音が騒々しい。障子の目は暗く紙は赤ちゃけているが、道具というものはこの長火鉢の外に何もなかった。私は終日外に出て家にいることが稀だから、何様ものを食べているか食事するのを見たことがない。私はただ二階の六畳を借りているばかりで、食事はすべて外で済し

2021/03/24

19双之川喜41さんの感想

 誰かに 似ているけど 思い出せない 下宿屋の老婆は とても無愛想なので 宿替えのつもりが ついつい いついてしまう。 ほんの少し 怪奇もので 心に残ると感じた。

2016/09/18

ef77fad04402さんの感想

老婆がなにものか わからないままおわった。 しりたかった。

2016/09/04

769c8ec12583さんの感想

奇妙老婆である。妖怪なのか優しい婆さんなのか読者ごとに感じる結果が違うのではないか。

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