青空文庫

「般若の面」の感想

般若の面

はんにゃのめん

初出:「赤い鳥」1928(昭和3)年11月

小川未明17

書き出し

町からはなれて、街道の片ほとりに一軒の鍛冶屋がありました。朝は早くから、夜はおそくまで、主人は、仕事場にすわってはたらいていました。前を通る顔なじみの村人は、声をかけていったものです。長かった夏も去って、いつしか秋になりました。林の木々は色づいて、日の光は、だんだん弱くなりました。そして枯れかかった葉が思い出したように、ほろほろと、こずえから落ちて、空に舞ったのであります。もうこのころになると、こ

2022/01/09

515386903a67さんの感想

おなじような思い出を共有するをあわれさを感じながら、人と人を結ぶ出会いの貴さと、信頼や感慨深い想いを互いの懐に約束する絆に、月日や立場など関係なくある深みのあるあたたかさや郷愁をしみじみと感じながら読み終わりました。

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