青空文庫

「さまざまな生い立ち」の感想

さまざまな生い立ち

さまざまなおいたち

初出:「教育新潮」1928(昭和3)年4月

小川未明12

書き出し

日にまし、あたたかになって、いままで、霜柱が白く、堅く結んでいた、庭の黒土が柔らかにほぐれて、下から、いろいろの草が芽を出してきました。「お父さん、すずらんの芽が、だんだん伸びてきましたよ。」と、庭に出て、遊んでいた少年が、奥の方に向かっていいました。へやで、お父さんは、本を読んでいられた。「兄さん、どこに、すずらんが芽を出したか、僕に見せておくれよ。」と、弟がそこへ飛んできました。春の風は、青々

2021/06/09

496b7f29770aさんの感想

貧しくても我慢しなさいと。立派になるには困難已む無しと。雰囲気的なものから戦時中に書かれたものかと思ってしまった。核心部分をもにょらせていて、すっきりしない。わざわざ持ってこなきゃよかったのにね……と切なくなった。

2021/06/09

阿波のケンさん36さんの感想

北国から持ち帰ったスズランが東京では上手く育たない。そこでお父さんは子供たちに人間でも同じ事が言えると教育する。そんな時代だったな。

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