青空文庫

「北の不思議な話」の感想

北の不思議な話

きたのふしぎなはなし

書き出し

おせんといって、村に、唄の上手なけなげな女がありました。たいして美しいというのではなかったけれど、黒い目と、長いたくさんな髪を持った、快活な女でありました。機屋へいって働いても、唄がうまいので、仲間からかわいがられていました。これらの娘たちは、年ごろになると、たいていは近傍の村へ、もしくは、同じ村の中で嫁入りをしましたのに、どうした回り合わせであるか、おせんは、遠いところへゆくようになったのです。

2020/05/24

mihlhfsrさんの感想

人の暖かさがじんわりと伝わってきます。

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