みっつのかぎ
初出:「赤い鳥」1925(大正14)年12月
書き出し
一ある青年は、毎日のように、空を高く、金色の鳥が飛んでゆくのをながめました。彼は、それを普通の鳥とは思いませんでした。なにか自分にとって、いいことのある使いであろうというように思ったので、その鳥の行方を探そうとしました。どこかに巣があるにちがいない。その巣を探し出さなければ帰ってこないと決心をして、家を出かけたのであります。なんでも、金色の鳥は、晩方になるとあちらの山の方へ帰ってゆきましたから、青…
d78ac9bc6a21さんの感想
一体何の鍵なのか。期待をしてもなにもない。 ただ、読み終わった余韻がいい。 旅も目的地に着くまでが、楽しいという。 そんな話。