青空文庫

「さかずきの輪廻」の感想

さかずきの輪廻

さかずきのりんね

初出:「婦人公論 9巻1号」1924(大正13)年1月

小川未明42

書き出し

(この童話はとくに大人のものとして書きました。)昔、京都に、利助という陶器を造る名人がありましたが、この人の名は、あまり伝わらなかったのであります。一代を通じて寡作でありましたうえに、名利というようなことは、すこしも考えなかった人でしたから、べつに交際をした人も少なく、いい作品ができたときは、ただ自分ひとりで満足しているというふうでありました。しかし、世間というものは、評判が高くなければ、その人の

2021/03/24

19双之川喜41さんの感想

 正当に評価されるか  否かは  かなり 運不運が 関係してくると思われる。 作り手が どんなに 力んだとしても  世間から 無視されることは 珍しくないで あろう。 むしろ 毀誉褒貶を 超えたところで  勝負が決まるような  気もするのだが。

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