おじいさんとくわ
初出:「小学少年」1924(大正13)年4月
書き出し
だんだんと山の方へはいってゆく田舎の道ばたに、一軒の鍛冶屋がありました。その前を毎日百姓が通って、町の方へゆき、帰りには、またその家の前を通ったのであります。「どうか、今年も豊作であってくれればいいがな。」と、話をしてゆきました。家の内で、おじいさんは、その話し声を聞いていました。そして仕事をしながら、「どうか、米や豆が、よく実ってくれるように。」と、鉄を打って、百姓のつかうくわなどを造っていまし…
1db07a21f3bfさんの感想
3本目のくわに関しては百姓が全面的に悪いだろう