あるまりのいっしょう
書き出し
フットボールは、あまり坊ちゃんや、お嬢さんたちが、乱暴に取り扱いなさるので、弱りきっていました。どうせ、踏んだり、蹴ったりされるものではありましたけれども、すこしは、自分の身になって考えてみてくれてもいいと思ったのであります。しかし、ボールが思うようなことは、子供らに考えられるはずがありませんでした。彼らは、きゃっ、きゃっといって、思うぞんぶんにまりを踏んだり、蹴ったりして遊んでいました。まりは、…
芦屋のまーちゃんさんの感想
擬人化作品。アフォリズムが入った作品。例えばどうだろう、家に帰れば喧嘩が絶えない家庭でも、いざ家を出て見知らぬ土地に来て2か月もすれば、寂しくなり、「只今!」と言って、帰りたくなる心境に同じだ。