青空文庫

「五銭のあたま」の感想

五銭のあたま

ごせんのあたま

書き出し

ある田舎に、同じような床屋が二軒ありました。たがいに、お客を自分のほうへたくさん取ろうと思っていました。一軒が、店さきをきれいにすれば、一軒もそれに負けまいと思って、大工を呼んできてきれいにしました。一軒で、お客に、お茶を出せば、また一軒でも、それを見習って、お客にお茶を出したのであります。そして、各々の床屋の主人は、すこしでもていねいに、客の頭を刈って、また、ていねいに顔を剃ったのでした。「あす

2020/11/18

19双之川喜41さんの感想

 床屋の 熾烈な 値下げ競争の 話しである。 悪童たちは 互いに 頭が 匂わないから五銭 少し匂うから八銭 まだ匂うから十銭 などと言い合う。 長閑な 田舎の 風景と感じた。

2016/04/11

3827ddee843eさんの感想

昨今のデフレを予言している作品です。

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