青空文庫

「凍るアラベスク」の感想

凍るアラベスク

こおるアラベスク

初出:「新青年」博文館、1928(昭和3)年1月

書き出し

一風の寒い黄昏だった。勝子は有楽町駅の高い石段を降りると、三十近い職業婦人の落着いた足どりで、自動車の込合った中を通り抜けて、銀座の方へ急いだ。勝子は東京郊外に住んではいても、銀座へは一年に一度か二度しか来なかった。郊外の下宿から、毎日体操教師として近くの小さい女学校に通うほかには、滅多に外に出たことがなかった。やや茶色がかった皮膚には健康らしい艶があって、体全体の格好がよくて背の高い彼女は、誰が

2021/02/07

19双之川喜41さんの感想

 ささやかな ホラー小説で 寸止めと言った感じである。 若い独身の女の教師が 銀座に 買い物に来た場面から始まる。 結末は 意表を突くけど 途中は 想像するしかない。

2018/05/29

6cf104da9cdcさんの感想

殺されるとまでは思わずついていってしまったヒロインの孤独が悲しい

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