青空文庫

「柳生月影抄」の感想

柳生月影抄

やぎゅうつきかげしょう

初出:「週刊朝日 新春特別号」1939(昭和14)年

吉川英治79

書き出し

弟の窓・兄の窓一紺屋の干し場には、もう朝の薄陽が映している。干瓢のように懸け並べた無数の白い布、花色の布、紅い模様のある布などが、裏町の裏から秋の空に、高々と揺れていた。「そんな身装で、近所の人目につく。——お駒、もういい、家に這入っておれというに」又十郎宗冬は、叱るように、後から尾いて来る彼女へいったが、お駒は、「そこまで」と、いつもの癖のように、妾宅の露地から小走りに——ゆうべの寝髪のまま——

2025/01/15

cfc370d67cd2さんの感想

見てきたように言うじゃないの

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