青空文庫

「私本太平記」の感想

私本太平記

しほんたいへいき

08 新田帖

08 にったじょう

吉川英治337

書き出し

大江山不破から西は、一瀉千里の行軍だった。この日すでに、足利軍五千は、湖畔の野洲の大原をえんえんと急いでいた。「都へ着いても、おそらくは食糧難か」と、三河仕立ての輜重隊をひきつれていたことである。たくさんな牛車や馬列はいつもおくれがちで、ムチを振る足軽たちは、顔まで泥のハネにしていた。伊吹では、道誉が、加盟の証にと、自己の兵二百を加勢にさし出していたし、そこの難関をこえてからの高氏は、まったく、何

2016/10/10

takenyanさんの感想

ついに鎌倉幕府が滅びる。なんか北条高時はそんな悪いやつでもなかっとんじゃないかって思えてくるな…

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