なるとひちょう
03 木曾の巻
03 きそのまき
書き出し
送り狼未明のうちに、本郷森川宿を出たお綱と万吉とが、中仙道をはかどって、もうそろそろ碓氷峠の姿や、浅間の噴煙を仰いでいようと思われる頃、——三日おくれて、同じ中仙道の宿駅に、三人づれの浪人を見ることができる。それが、例の、お十夜と、一角と周馬であった。こん度の旅は、無論、お綱と万吉のあとを追って、そのうえに、法月弦之丞を刺止めるまでの目的だろうに、わらじ、野袴、編笠という、本格の支度をしているのは…
494b310c694eさんの感想
誰が主人公なのかわからない感じです