青空文庫

「港の妖婦」の感想

港の妖婦

みなとのようふ

書き出し

※山根謙作は三の宮の停留場を出て海岸のほうへ歩いていた。謙作がこの土地へ足を入れたのは二度目であったが、すこしもかってが判らなかった。それは十四年前、そこの汽船会社にいる先輩を尋ねて、東京から来た時に二週間ばかりいるにはいたが、すぐ支那の方へ往ってその年まで内地に帰って来なかったので、うっすらした輪廓が残っているだけであった。謙作は台湾で雑貨店をやっていた。汽船会社の先輩の世話で上海航路の汽船の事

2021/03/17

19双之川喜41さんの感想

 題名から 推して 色っぽい話しかと 思い込んだけど それほどのことはなく 魔術師のような人に 引っ掛かり 逃げ出そうとしても 何回も 同じ場所に 戻ってしまう筋立てに酔う。

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