青空文庫

「和紙十年」の感想

和紙十年

わしじゅうねん

宗悦26

書き出し

一之は思出の記である。物語はこの本に差挟んだ幾つかの和紙に関してである。選んだものは何も諸国の紙々に行き渡つてゐるのではない。又之で昔の紙の歴史を語らうとするのでもない。たまたまゆかりあつてこの十年の間、私が与つてきた紙を想ひ起すためなのである。だから新しく生み得たものが主である。その多くには私の友達の敬ふべき技が加へられた。さうして是等のものは、先づ私が用ゐたいものであり又現に多くは用ゐられてき

2021/05/14

19双之川喜41さんの感想

 原本であれば 和紙の実物見本が 綴り込まれてあるので  柳氏の入れ込み振りを 実際に確かめることが出来るけど 電子出版では そうはいかないのが 惜しまれる。 知られていないけど 和紙は 今や 美術工芸作品の補修の材料としても 世界的に評価されているときく。

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