ペスときょうだい
初出:「幼年クラブ」1948(昭和23)年1月
書き出し
風の吹くたびに、ひからびた落ち葉が、さらさらと音をたて、あたりをとびまわりました。空はくもって、木の枝がかなしそうにうごいています。急にお天気がかわりそうでした。「雪がふると出られなくなるから、ちょっと、となり村まで用たしにいってくる。」と、父親は、身じたくをしながら、いいました。「その間にぼくは、外につんであるまきをかたづけておこう。」と、兄の太郎がいいました。「あまり暗くならぬうちに、お父さん…
0e9c1ece5ac3さんの感想
普通に悲しい。