青空文庫

「世の中へ出る子供たち」の感想

世の中へ出る子供たち

よのなかへでるこどもたち

初出:「婦人朝日」1939(昭和14)年1月

小川未明16

書き出し

一正吉の記憶に、残っていることがあります。それは、小学校を卒業する、すこし前のことでした。ある日、日ごろから仲のいい三人は、つれあって、受け持ちの田川先生をお訪ねしたのであります。先生は、まだ独身でいられました。アパートの狭いへやに住んでいられて、三人がいくと喜んで、お茶を入れたり、お菓子を出したりして、もてなしてくださいました。「君たちの卒業も、だんだん近づいたね。もうこれまでのように、毎日顔を

2017/12/16

5153b8581b1dさんの感想

三人の心が良く分かる作品でした。また、少しの希望を感じさせました。

1 / 0