かたいおおきなて
初出:「銀河」1948(昭和23)年7月
書き出し
遠く、いなかから、出ていらした、おじいさんがめずらしいので、勇吉は、そのそばをはなれませんでした。おじいさんの着物には、北の国の生活が、しみこんでいるように感じられました。それは畑の枯れ草をぬくもらし、また町へつづく、さびしい道を照らした、太陽のにおいであると思うと、かぎりなくなつかしかったのです。「こちらは、いつも、こんなにいいお天気なのか。」と、おじいさんは、聞かれました。「はい、このごろは、…
れおなさんの感想
ならんかと言われ、なったのかと考えるのは短絡でしょうか。