いきぬくちから
初出:「新児童文化 第1冊」1940(昭和15)年12月
書き出し
「孝二、おまえでないか。」「僕、そんなところへさわりませんよ。」玉石の頭から、すべり落ちた青竹を、口をゆがめながらもとへ直して、おじいさんは、四つ目垣の前に立っていました。いたずら子がきて、抜こうとするのだと思ったのです。竹馬にするには、ちょうど手ごろの竹だからでした。しかし、この辺の子供には、そんな悪い子がないと考えると、植木屋の締め方が足りなかったのかと、しゅろなわの結び目をしらべてみたが、そ…
ロンさんの感想
お国の為、お国の為・・・ 時代だなぁ。