青空文庫

「夜の赤坂」の感想

夜の赤坂

よるのあかさか

書き出し

東京の夜の有様を話して呉れとの諸君のお望、可しい、話しましよう、然し僕は重に赤坂区に住んで居たから、赤坂区だけの、実地に見た処を話すことに致します。先づ第一に叔母様などは東京を如何にか賑かな処と思つて、そろ/\と自分の眼で自分の景色を形つて居なさるだらうが、実地見ると必定その想像の違つて居たことに驚かれるだらうと思ふ。京にも田舎ありとはよく言つた諺で、赤坂は先づ京の田舎です。此田舎が東京には沢山に

2025/07/22

艚埜臚羇1941さんの感想

  その頃の 赤坂 辺りは 樹木が うっそうと 繁り 夜店が 開かれており ときには 賑わいを 見せたりするけど 小動物を 見かけたりすることは 珍しいことではなく 武蔵野の はじまりととも 言われており 今とは 隔世の 感が あった ようである。たまに 芝居小屋が 立つと 景気づけに ドン チャンと 鳴り物で 人寄せを はかり 縁日には 狸も 驚く はかない 雑踏が 出来たりしたと いう。

2023/09/06

8eb05d040692さんの感想

今は都会の赤坂にも、昔は狐狸が住むよう場所あったとのこと。国木田独歩の散策日記かな

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