青空文庫

「或る日の小せん」の感想

或る日の小せん

あるひのこせん

吉井5

書き出し

今は故人になつてしまつたが、私の知つてゐる落語家先代の柳家小せんは、足腰が立たず、目が見えなくなつてからも、釈台を前に置いて高座を勤め、昔からある落語にもいろいろ自分で工夫をして、「芸」に磨きをかけることを忘れなかつた。久保田万太郎、岡村柿紅、私などが肝煎となつて、「小せん会」と云ふものを作り、毎月一回何処かの寄席で独演会をやつてゐたが、幸ひにいつも大入だつたのは、要するに当人が芸に熱心だつたから

2021/11/06

8e2e3f535e35さんの感想

女郎上がりの女房に背負われて寄席に来ていたそうな。めくらの小せん、も終いは稽古をつけて僅かな お金を取っていたそう、ずいぶん若くして馬楽と同じで亡くなった噺家だったそうで。破滅型の芸人の思いで噺。

2017/11/26

c6bb9347aef3さんの感想

タイトル通りの、ある日の盲目の落語家の話。

2016/12/06

bdd53005a915さんの感想

苦心して何かを得た者。 苦心して涙流す者。 両者の違いは。

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