青空文庫

「煙突と柳」の感想

煙突と柳

えんとつとやなぎ

初出:「芸術自由教育」1921(大正10)年3月

小川未明13

書き出し

冬の晴れた日のことであります。太陽は、いつになく機嫌のいい顔を見せました。下界のどんなものでも、太陽のこの機嫌のいい顔を見たものは、みんな、気持ちがはればれとして喜ばないものはなかったのであります。太陽は、だれに対しても差別なく、いつでも、喜んで話し相手になったからであります。ちょうどこのとき、太陽は、ちょろちょろと、白い煙をあげている煙突に向かって、「このごろは、なかなかお忙しいようだが、おもし

2025/07/15

8eb05d040692さんの感想

煙突と柳どちらの願いもわかるし叶えてあげたいけど、どちらも立てるなら特別な事はせずいつもも通りに、なるのかも

2016/06/19

芦屋のまーちゃんさんの感想

太陽さんも難問をつきつけられたものだなぁ~ 人間の世界は、往々にして、善悪がはっきりしているものだ。 煙突が善であれば柳は悪だ。 柳が善なら煙突は悪でなければならない。 ところが、煙突も柳も善なのだ。 煙突は一年中冬を願う。 柳は少年を思い暖かい夏を願う。 結局、悩んだところ、 春夏秋冬が一番平等なのだ!!! 日本で生きるのは難しいことなんだ!

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