ちょうとみっつのいし
初出:「婦人倶楽部」1921(大正10)年5月
書き出し
あるところに、まことにやさしい女がありました。女は年ごろになると、水車屋の主人と結婚をしました。村はずれの、小川にかかっている水車は、朝から晩まで、唄をうたいながらまわっていました。女も主人も、水車といっしょに働きました。「なんでも働いて、この村の地主さまのように金持ちにならなければだめだ。」と、主人は頭を振りながら、妻をはげますようにいいました。妻も、そうだと思いました。そして、それよりほかのこ…
8eb05d040692さんの感想
蝶は花から花へと飛び回る。そう考えるとブラックユーモアな感じもしたけど…