青空文庫

「つばめと乞食の子」の感想

つばめと乞食の子

つばめとこじきのこ

小川未明10

書き出し

ある村へ、一人の乞食の子が入ってきた。十二、三で顔はまっ黒く、目の大きな子だ。そのうえいじ悪で、人に向かって、けっして、ものをくれいといったことがない。毎日毎日外を歩いていて、ほかの子供がなにか食べていると、すぐさまそれを奪い取って食べてしまう。また銭を持っていると、すぐさまその銭を奪い取って、自分でなにか買って食べてしまう。だから村じゅうでは、その乞食の子をにくまないものがない。けれど、しかると

2024/01/06

adff2196e24eさんの感想

人のものを取ったり騙したりしないと生きていけなくて、悪いと教えてくれる人も周りにいなくて、偏見なく自分と話をしてくれたツバメに飢えや寒さの心配をしなくていいと誘われツバメになって飛んでいくけど、しばらく育った村が恋しくて毎年帰って来るんだろうな ツバメになった時乞食の子は亡くなっていて、それにさえ気づいて貰えなくて、今までの行いはどうあれ、悪口だけ言われ続けてるのってしんどいよな…ってちょっと思った

2023/09/11

a31db939e0d4さんの感想

小川未明童話集しか、小川未明の作品は読んだことがありませんが、お気に入りの話です。 小川未明の描く話は、きれいで、どこか物悲しくて、読むとやりきれない気分になる作品が多い気がします。 これも、慈悲があまりない作品かな……と。 乞食の子供が改心したり、村の人がやさしくなったりする展開じゃないところ、つばめになって終わり、ってところが救いがなくて、すきです。

2021/05/04

6787d293dde6さんの感想

童話というものがこういう物なのかもしれないが…海外の童話のような不思議要素を日本を背景に取り入れたまでは良かったものの、そこに発生するであろうドラマが書かれていないので読み物としては物足りなかった

2021/01/02

3883bb215f54さんの感想

子供なのに、誰も愛してあげないから、生きていくため悪いことをするしかなかった。南の国より、本当はこの村がすきだっただろうに。 何故かもの悲しい!

2015/12/21

a98a2cd23bf1さんの感想

どういうことか、よくわかりませんでした。 幼いころ、見た本の挿し絵は 思い出すが こんな話だったかしらと 不思議な気持ちです。

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