青空文庫

「人参」の感想

人参

にんじん

鏡花16

書き出し

京師の張廣號は、人參の大問屋で、聞えた老鋪。銀座で一番、と云ふづツしりしたものである。一日の事で、十八九の一人の少年、馬に打乘り、荷鞍に着けた皮袋に、銀貨をざく/\と鳴して來て、店頭へ翻然と降り、さて人參を買はうと云ふ。馬に銀袋を積んで來たくらゐ、人參の價値は思ふべしである。が、一寸素人には相場が分らぬ。ひそかに心覺に因ると、我朝にても以前から、孝行な娘

2019/11/07

19双之川喜41さんの感想

 高価な 薬用人参の  いわば  籠抜(かごぬ)け詐欺のようなことが 書いてある。 中国の 賑わいに満ちた  市場の 喧騒(けんそう)が  伝わってくるような感じを受けた。

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