青空文庫

「麻を刈る」の感想

麻を刈る

あさをかる

初出:「時事新報 第一五五二九号~一五五四四号」時事新報社、1926(大正15)年9月23日~10月8日

鏡花74

書き出し

明治十二三年頃の出版だと思ふ——澤村田之助曙双紙と云ふ合卷ものの、淡彩の口繪に、黒縮緬の羽織を撫肩に引つ掛けて、出の衣裝の褄を取つた、座敷がへりらしい、微醉の婀娜なのが、俥の傍に彳ずんで、春たけなはに、夕景色。瓦斯燈がほんのり點れて、あしらつた一本の青柳が、裾を曳いて、姿を競つて居て、唄が題してあつたのを覺えて居る。曰く、(金子も男も何にも入らぬ微醉機嫌《ほ

2019/09/02

19双之川喜41さんの感想

 人力車について 詳しく書いてあるので 台数 待場所 乗り降りの作法 転がり落ちた時の対処法 など 知ってどうするの 雑学が 興味深い。 揺られ揺られて 意識朦朧とすると あの妖しの物語が 鏡花の 頭に 浮かぶのかなと  思いついたりした。

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