青空文庫

「一月一日」の感想

一月一日

いちがつついたち

永井荷風12

書き出し

一月一日の夜、東洋銀行米国支店の頭取某氏の社宅では、例年の通り、初春を祝ふ雑煮餅の宴会が開かれた。在留中は何れも独身の下宿住ひ、正月が来ても屠蘇一杯飲めぬ不自由に、銀行以外の紳士も多く来会して、二十人近くの大人数である。キチーと云つて、此の社宅には頭取の三代も変つて、最う十年近く働いて居る独乙種の下女と、頭取の妻君の遠い親類だとか云ふ書生と、時には妻君御自身までが手伝つて、目の廻ふ程に急しく給仕を

2018/01/01

ec538f32331eさんの感想

元旦にちなんだ作品なので、元旦当日に読んでみた。海外に住んでいると、日本の食べ物がとても食べたくなるのが通常であるのだから、日本食を食べない彼にとって両親の思いでは、余程強力だったのだろう。可哀想な金田さん!

2016/03/12

芦屋のまーちゃんさんの感想

父というのは恐ろしいもの、母というのは痛しいもの。昭和以前の日本の家父長としての威厳だろうか、それとは別で男尊女卑の時代と真逆なFreedomそうAmerica!!PURSUIT OF HAPPINESSの国America!!

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