青空文庫

「蜻蛉」の感想

蜻蛉

とんぼ

――飜弄さる

――ほんろうさる

中原中也12

書き出し

会社の帰りに社長の宅を訪問した竹山は何時もになく遅く帰つて来た。玄関先に夫らしい足音がすると、先刻から火鉢に凭つて時計ばかりみてゐた妻君は、忙しげに立ち上つて玄関に行つた。「まあね……」と彼女は三和土の上で靴を脱いでる夫の肩に手を置いて声だけを難儀らしくして云つた。——我国の女がまことに無表情に出来てゐることを知つてゐる者のその誰でもが今彼女の夫に対してしたことは、まあ女優か何かにしか思へなかつた

2019/05/01

cd55a413069cさんの感想

私には少し難しかった

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