青空文庫

「蒼白い月」の感想

蒼白い月

あおじろいつき

初出:「サンエス」1920(大正9)年7月

徳田秋声25

書き出し

ある晩私は桂三郎といっしょに、その海岸の山の手の方を少し散歩してみた。そこは大阪と神戸とのあいだにある美しい海岸の別荘地で、白砂青松といった明るい新開の別荘地であった。私はしばらく大阪の町の煤煙を浴びつつ、落ち着きのない日を送っていたが、京都を初めとして附近の名勝で、かねがね行ってみたいと思っていた場所を三四箇所見舞って、どこでも期待したほどの興趣の得られなかったのに、気持を悪くしていた。古い都の

2025/07/29

艚埜臚羇1941さんの感想

  まるで 青白い 月に てらされたような 風景は 興趣を 男には よばない。鬱々悶々 とした 心象風景は はれる わけではない。感性が ととのうには さまざまなる 道具立ても そこそこ 整って いる ことも 大切と 今更のように 知れた。   

2024/10/10

8eb05d040692さんの感想

気分が晴れてないと何処に行っても素直に感動できないのかも。 人間関係に関する感情や自分が置かれている立場も複雑

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