青空文庫

「金時計」の感想

金時計

きんどけい

初出:「侠黒兒」少年文學、博文館、1893(明治26)年6月28日

鏡花18

書き出し

上広告一拙者昨夕散歩の際此辺一町以内の草の中に金時計一個遺失致し候間御拾取の上御届け下され候御方へは御礼として金百円呈上可仕候月日あーさー、へいげんこれ相州西鎌倉長谷村の片辺に壮麗なる西洋館の門前に、今朝より建てる広告標なり。時は三伏盛夏の候、聚り読む者堵のごとし。へいげんというは東京……学校の御雇講師にて、富豪をもって聞ゆる——西洋人なるが、毎年この別荘に暑を避くるを常とせり。館内には横浜風を粧

2025/07/16

艚埜臚羇1941さんの感想

雙喜  日本女子を めかけとして かかえている ヘイゲンなる 紅毛人が 草刈りの 人夫の 手間賃を 惜しみ 高価なる 時計を 草むらに 落としたとの 虚偽の 風説を ことさらに 流布し 在の人たちを 懸賞金で 釣り 結果として 草むらは 雑草が 刈り取られた。それを 察知した男が 逆に 時計を すりとらせ 人びとの 溜飲を下げる という詩情などは ほぼ無い 筋立て 命の 駄作である。  不二 頭部 少々 雲居。立ち塞がる 雲群 覗き 見る。  

2016/01/21

a98a2cd23bf1さんの感想

痛快なストーリーです。 難解な語句も あまり気になりません。

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