青空文庫

「華族のお医者」の感想

華族のお医者

かぞくのおいしゃ

書き出し

エヽ当今の華族様とは違ひまして、今を去ること三十余年前、御一新頃の華族様故、まだ品格があつて、兎角下情の事にはお暗うござりますから、何事も御近習任せ。殿「コレ登々。登「ハツ/\お召でござりますか。殿「アヽ予は華族の家に生れたが、如何に太平の御代とは申せども、手を袖にして遊んで居つては済まぬ、え我先祖は千軍萬馬の中を往来いたし、君の御馬前にて血烟を揚げ、槍先の功名に依て長年

2021/06/20

19双之川喜41さんの感想

 落語として聞いたことはないので  おそらく 華族を揶揄するようなところが  よろしくなかったのではないかと思う。 医者の道具を取り揃えた殿様が  家来のものに診断を下し  薬と称して水銀を飲ませたりする。 しまいには  死人の出る始末ではあるけど  殿は 解剖じゃと 言い放つ。

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