青空文庫

「地図」の感想

地図

ちず

太宰14

書き出し

琉球、首里の城の大広間は朱の唐様の燭台にとりつけてある無数の五十匁掛の蝋燭がまばゆい程明るく燃えて昼の様にあかるかつた。まだ敷いてから間もないと思はれる銀べりの青畳がその光に反射して、しき通るやうな、スガ/\しい色合を見せて居た。慶長十九年。内地では豊臣の世が徳川の世と変つて行かうとして居る時であつた。首里の名主といはれて居る謝源は大広間の上座にうちくつろいで座つて居た。謝源のすぐ傍に丞相の郭光は

2022/08/26

鍋焼きうどんさんの感想

《井の中の蛙大海を知らず》 権力の虚しさを端的に表現した太宰寓話の真骨頂。

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