青空文庫

「足柄の山水」の感想

足柄の山水

あしがらのさんすい

大町桂月10

書き出し

一自稱判者足柄山へとて、天野長川をつれて、新橋より汽車にのりけるが、何十度となく通過せる路なれば、送る水、迎ふる山、最早めづらしくも無し。地圖をひろげて見入りけるに、長川も同じく地圖をひろぐ。その地圖の裏面に細字にて書きならべたるを、何かと手に取りて見れば、足柄山に關する古歌をかき集めたる也。試みに歌合にして見むとて、嗚呼がましくも、自稱判者となる。右勝大江廣房行末も跡もさながら埋もれて雲をぞわく

2025/07/30

艚埜臚羇1941さんの感想

  湯触村の 一葉の松 という 老木は 三抱え ほどの 大きさで 多くは 二葉で あるけど たまに 一葉が 見受けられる。この村 からは 酒匂川が 望見できる。川の 彼方に 谷ケ村の 村落も 遠望できて あの 金時山は 高く 尖り 足柄山中 もっとも すぐれた 景観では なかろうか。

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