青空文庫

「夜寒に火を囲んで懐しい雑炊」の感想

夜寒に火を囲んで懐しい雑炊

よさむにひをかこんでなつかしいぞうすい

初出:「朝日新聞」1939(昭和14)年

書き出し

元来、美味な料理ができないという理由は、料理する人が鋭敏な味覚の舌をもたないことと、今一つは風情というものの力が、どんなにうまく料理を工夫させるかを知らないからに基因する。この風情とは、美的趣味と風流とが主になって働きかけ、まず見る眼を喜ばせ、次に食べる心を楽しませるのである。しかし、料理という仕事も至芸の境にまで進み得ると、まことに僅少な材料費、僅少な手間ひまでなんの苦もなく立ちどころに天下の美

2020/12/28

19双之川喜41さんの感想

 猪肉は 手にいれる術を知らないので かなり無理かなと 感じるけど 有り合わせのものを 使って 雑炊を試すのは 食事に 変化をもたらし 工夫がたのしくなると思った。

2015/09/16

79fdaa35021dさんの感想

北大路先生は「鋭敏な味覚」、「風情」とおっしゃいましたが 家庭料理しか知らない自分などは 「勘」、「経験」などと思ってしまうのです。 いずれにせよ これらの雑炊はどれも旨いに違いない。 具材だけでは野暮ったい雑炊も あんなどの工夫でお洒落に頂けますね。

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