青空文庫

「握り寿司の名人」の感想

握り寿司の名人

にぎりずしのめいじん

初出:「独歩」1952(昭和27)~1953(昭和28)年

書き出し

東京における戦後の寿司屋の繁昌は大したもので、今ではひと頃の十倍もあるだろう。肴と飯が安直にいっしょに食べられるところが時代の人気に投じたものだろう。しかし、さて食える寿司となるとなかなか少ない。これは寿司屋に調理の理解がないのと、安くして評判をとるために粗末になるからだろう。現に新橋付近だけでも何百軒とあるであろう。この中で挙げるとなると、昔、名を成した新富その弟子の新富支店、久兵衛、下って寿司

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 今では ほとんど 米を機械で握り 魚を薄切り機で 切るのだから 旨いの 不味いのと 能書きを たれても 始まらない。 こんな風に やっていたと言う 保存会と言うか 懐古趣味かもしれないと感じた。

2016/07/22

3827ddee843eさんの感想

寿司の魅力すなわち人間の魅力・・全くもってその通りである。 小手先の見映えにこだわり本質を見失い、壁一面に著名人の色紙を所せましと貼り付けているなどは全くもって論外である。 あと、現代の回転寿司を予見なさっていて、さすが魯山人だと思いました。

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