青空文庫

「車蝦の茶漬け」の感想

車蝦の茶漬け

くるまえびのちゃづけ

初出:「星岡」1932(昭和7)年

書き出し

えびのぜいたくな茶漬けを紹介しよう。これまた、その材料の吟味いかんによる。これから述べようとするのは、東京の一流てんぷら屋の自慢するまきと称する車えびの一尾七、八匁までの小形のもので、江戸前の生きているのにかぎる。横浜本牧あたりで獲れたまきえびを、生醤油に酒を三割ばかり割った汁で、弱火にかけ、二時間ほど焦げのつかないように煮つめる。こんなえびは誰の目にも無論見事だし、一尾ずつで上等のてんぷら種にな

2017/08/02

9faefe98cbdeさんの感想

読んでいるだけでおいしいものを食べたときの多幸感が味わえる。 たった3ページで幸せな気持ちにしてくれる良い読み物だと思う。

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