青空文庫

「胡瓜」の感想

胡瓜

きゅうり

初出:「星岡」1933(昭和8)年

書き出し

今日では温室栽培の向上によって、くだもの、野菜など季節がなくなってしまった。早晩、俳諧歳時記など書き改めねばならなくなりそうだ。とはいっても、やはり旬のものに越したことはない。あえてきゅうりにはかぎらないが、旬がうまいということは、今も昔も変わらない。しかし、促成野菜を味なきもののようにいうのは、促成野菜の価値を認識しない批評であって、促成野菜は、いわゆる旬のものにない味わいを持っている。従って、

2016/03/28

YELLOWテントマンさんの感想

以前、単身赴任していた時に、ぬか漬けを漬けていたのを思い出した。 スーパーやコンビニの当たり障りのない味付けに味気なさを感じて始めたものである。かき混ぜるのを怠って、半分腐ったような微妙な味が最高にたまらなかった。

2016/03/28

saga.さんの感想

旬の野菜と温室栽培の野菜。 そのきわめて対照的な両者に対して、私たちはどのような視線を向けているだろうか? 魯山人の深い見識に感服できる作品。 短いが、是非読んでみてほしい。

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