あゆのししょくじだい
初出:「星岡」1935(昭和10)年
書き出し
あゆがうまいという話は、味覚にあこがれを持ちながら、自由に食うことのできない貧乏書生などにとっては、絶えざる憧憬の的である。わたしも青年の頃、ご多分に漏れず、あゆを心ゆくまで食いたいと夢にまでみた時代があった。この夢を実現したのは二十四、五歳のころであったろうか。もちろんそれまでにあゆを全く口にしなかったわけではない。だが、あゆ通の喜ぶ上等のあゆによって、あゆの美味をテストするという意気込みで食っ…
d2366cf3e5fdさんの感想
鮎の美味しさが伝わって来たよ、
akiyon8さんの感想
今の養殖とか論外なんやろね。