青空文庫

「地球儀」の感想

地球儀

ちきゅうぎ

初出:「文藝春秋 第一巻第七号(七月創作附録号)」文藝春秋社、1923(大正12)年7月1日

牧野信一11

書き出し

祖父の十七年の法要があるから帰れ——という母からの手紙で、私は二タ月ぶりぐらいで小田原の家に帰った。「このごろはどうなの?」私は父のことを尋ねた。「だんだん悪くなるばかり……」母は押入を片付けながら言った。続けて、そんな気分を振り棄てるように、「こっちの家はほんとに狭くてこんな時にはまったく困ってしまう。第一どこに何がしまってあるんだか少しも分らない」などと呟いていた。「僕の事をおこっていますか?

2021/01/03

19双之川喜41さんの感想

 法要のため 帰郷した男が 実家にある地球儀(球)が 邪魔だと母に言われる。 たまたま 地球儀について文を綴っていた男は 複雑で微妙な心持ちになる。不思議な 詩情溢れる佳作であると感じた。

2017/08/06

3dd3a98e1e4bさんの感想

私にとっては暗黒の文章でした。

2017/01/23

a92b49123fb8さんの感想

2013年の大学入試センター試験に登場した作品です。

2015/12/07

e68a7ae4d47aさんの感想

大学入試の過去問で読んだのを、改めて読みました。地球儀を軸として、三代の親子関係を描いており、短いながらも心に残るような話でした。

1 / 0