青空文庫

「西瓜」の感想

西瓜

すいか

永井荷風27

書き出し

持てあます西瓜ひとつやひとり者これはわたくしの駄句である。郊外に隠棲している友人が或年の夏小包郵便に托して大きな西瓜を一個饋ってくれたことがあった。その仕末にこまって、わたくしはこれを眺めながら覚えず口ずさんだのである。わたくしは子供のころ、西瓜や真桑瓜のたぐいを食うことを堅く禁じられていたので、大方そのせいでもあるか、成人の後に至っても瓜の匂を好まないため、漬物にしても白瓜はたべるが、胡瓜は口に

2024/01/06

cbeb8d424306さんの感想

妻帯も二度経験されてから、以後独身生活を通されたそうです。女性とまったく無縁で過ごされた訳でもなく、自分らしく人生を送れて悔いの無いものと察せれます。現代も独身で通されている人も多く、なにか打ち込むものがあればさほど不自由さは感じないと思いました。人生は一度っきり自分の始末は自分で決める。共感しました。

2020/06/15

c9cce00ccecaさんの感想

独身主義者、永井荷風。 独り身の気楽さも淋しさも堂々とその身に引き受けた生き方に、感服。

2017/03/12

春也さんの感想

現代人と通ずるものを感じた。

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