青空文庫

「銀座」の感想

銀座

ぎんざ

永井荷風20

書き出し

この一、二年何のかのと銀座界隈を通る事が多くなった。知らず知らず自分は銀座近辺の種々なる方面の観察者になっていたのである。唯不幸にして自分は現代の政治家と交らなかったためまだ一度もあの貸座敷然たる松本楼に登る機会がなかったが、しかし交際と称する浮世の義理は自分にも炎天にフロックコオトをつけさせ帝国ホテルや精養軒や交詢社の階段を昇降させた。有楽座帝国劇場歌舞伎座などを見物した帰りには必ず銀座のビイヤ

2017/12/18

ec538f32331eさんの感想

明治40年頃の銀座。西欧化の怒濤と古き江戸情緒の融合した当時の銀座界隈の様子が、小気味良く鮮明に画かれており。銀座好きの私には面白くよめた。時代背景に関する著者の鋭い観察も興味深い。

2017/08/14

a07a2c2a221dさんの感想

明治の時代でありながら何となく現代に通じるような

2015/04/23

791504dc58d7さんの感想

永井荷風は初めて読みました。 こういった「東京案内」的なエッセイは、作者の視点がよく分かって面白いです。 題名の通りに銀座の話ですが、今の銀座や東京にも通ずるところがあるので、東京が好きな方は読んでみると楽しいかと思います。

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